Google Colabで必要モジュールをまとめて入れる方法3選

Google Colabで必要モジュールをまとめて入れる方法3選

Google Colab上でpip installで複数必要なモジュールをまとめて行なう方法を3つご紹介します。
Clock Icon2022.10.25

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皆さんこんにちは、クルトンです。

import文を書いた時に、ModuleNotFoundErrorが出る事がありますが、その時に複数のモジュールを入れる必要がある場合もあります。

今回は複数必要なモジュールが足りていない時のpip installについて調べてみました。

必要モジュールをまとめてpip installする方法3選

pip installをする場合にrequirements.txtを使ってpip install -r requirements.txtをすることで、複数モジュールを一気にインストールできます。そのため、requirements.txtを使う方法をまずはご紹介します。

実行している環境は全てGoogle Colabです。

Driveにアップロードされているファイルを使用してインストール

まず最初にドライブの任意の場所に、インストールしたいモジュールが書かれたrequirements.txtファイルをアップロードしておきます。

次にdrive.mountメソッドでGoogle Colabのドライブに接続します。

import os
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')

ファイルがアップロードされているにディレクトリの現在地を変更します。

os.chdir('/content/drive/MyDrive/<ファイルをアップロードしたファイルパス>')

念のため、アップロードされているファイルがあるか確認してください。

!ls

requirements.txtファイルに書かれているモジュールをダウンロードします。

!pip install -r requirements.txt

Driveにローカルのファイルをアップロードしてからpipコマンドをrオプションつきで実行

files.uploadメソッドでファイルをアップロードする画面を出します。

from google.colab import files
files.upload()

こちらの画像のような画面になっているかと思います。ファイル選択のボタンをクリックしてファイルをアップロードしてください。 Google colab file upload

アップロードしたファイルが存在しているか念のため、確認してください。

!ls

requirements.txtファイルに書かれているモジュールをダウンロードします。

!pip install -r requirements.txt

for文+shellコマンド

最後にGoogle Driveにファイルをアップロードしない方法を紹介します。 こちらはrequirements.txtを用意しなくても良いです。

まず、インストールしたいモジュールの名前を書いたリストを用意します。次のリストは一例です。

requirements =[
    "diffusers",
    "transformers",
    "ftfy",
    ]

次にfor文を使って、個別にpip installを行います。

for x in requirements:
  !pip install $x

終わりに

今回は、pip installで複数のモジュールをGoogle Colab上で行う方法をご紹介しました。

requirements.txtファイルを使う方法は知っていたのですが、for文とshellコマンドを組み合わせて実行する事が出来ました。他のshellコマンドを使うと、応用が効きそうです。

今回はここまで。

それでは、また!

参考にしたサイト

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